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忘れぬうちに、すべてメモ。

「きみはポラリス」

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「きみはポラリス」

世間の注目も原稿の注文も「恋愛」のことばかり。
なら、とことん書いてみようじゃないの!
ということで生まれた「恋愛短編集」。

 ~帯コピーより

画像きみはポラリス
三浦 しをん 新潮社 ¥ 1,680


 恋愛というより、愛の物語という気がする。
 “恋愛小説”というと、好きになって、もしくは好きになってしまったのか悩むところから始まって、どうやって相手を手に入れるかとか、いやそれは相手のためにならないとか、恋に堕ちることによって生じるモヤモヤした感情によって揺れ動く心情を描いたもの、をイメージするのだけれど、これに登場する人物たちのほとんどは、揺れ動いていない。動いても、そよ風に吹かれるくらいの些細なものだ。
 誰が誰を好きなのか、とても明確だ。好きだなんて口に出さなくて良いほど自然に彼女(もしくは彼)たちの中に存在している。
 それは、愛というのではないだろうか。
「好きな人は不動に輝く北極星みたいな感じ」
 と、作者は何かのインタビューで言っていたのだけれど(何のインタビューかは失念。。そして発言そのままの文章ではないです。。。)、それも、私の中では愛のイメージに近い。
 何であろうと、好きな人。
 愛というと、抗いがたい強い力で好きでだからすべて受け入れてしまう感じ。
 まぁ、恋だって抗いがたい強い力で堕ちるものですが。

 余談。
 最初タイトルの「ポラリス」の意味が分からなくて、
「…新生物…宇宙人みたいな…? よく分からないけど好きになっちゃうってことか?? またケッタイなタイトルを…」
 と失礼千万なことを思ってしまいましたOTL
 そうだよねポラリスっつーたら北極星ですよ…
 某マンガで散々見たじゃないかその単語OTL
 …ぁ、フツーはアノ大人気ドラマなんですか? ハ、ハハハハハ…。。。

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すずね
本と音楽、お茶とお菓子を愛する腐女子属性人間。
気まぐれに自転車にも乗ってます。
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