現役女子大学院生による本格研究
「ラブホテルは堂々たる日本の文化!」
(帯コピーより) 手に取ったきっかけは
こちら。3月の記事ですね。
で、すぐ図書館で予約して、手元に来たのがこの間だったから、人気タイトルだったと思う。
内容は学生の論文ですねー。
たくさんの情報を集めたのは、すごいと思う。
ラブホテルがどのような発展を遂げて現在のような形になったとか、どういった設備があるだとか、経営者の苦労話とかは、読み物として大変面白い。
でも、考察がほとんどない。
それから、これだけ調べたのに、その情報が整理されていない。
どのような形態に変わっていったのか、法律はどう変わったのか、またアメニティはどのような物が出てきたのか。
個別に見ても面白いし納得だけれど、それぞれを簡単に年代別の年表にしてみてくれたら更に面白かったんじゃないかなーと思う。
あとそれに、その年代に主に流行したものをつけてくれたら完璧かなと。
“アッシーくん”とかが出た頃に、女性が喜ぶような設備になっていったんじゃないかと思ったから。
…ってこれはジェンダー論になるのかな??
この方は“地域文化論”だそうですので。
…地域文化論?
この本は「日本地域における、“ラブホテル”という文化について」論じた本だということですね。
それで、この帯コピー。なるほど! ←気付くの遅い。。