まんが家・よしながふみの、マンガとその周辺をテーマに据えた対談集。
やおいは男同士でなくてもいい やまだないと&福田里香との鼎談と、三浦しをん、こだか和麻、羽海野チカ、志村貴子、萩尾望都との対談を収録。
中でも三浦しをんとの対談は2編収録されていて、どちらもフェミニズムからBL、やおい周辺が語られていて面白かった。
中でも“やおい”の定義は目からウロコ。
~価値観の違う者同士、でも相手を認めているその関係は、女性同士であっても、私にとってはやおいなんですよ。~
~つまり、恋愛関係にない人たちを見て、その人たちの間に友情以上の特別なものを感じた瞬間に、これはやおいだと名づけるわけ。~
私が好きなのはBLと言うよりやおいかもっ∑( ̄口 ̄)
そして、創作に携わる人同士だから話せる心中とか、覚悟とか、読んでいて本当に尊敬。
創作活動って、普通の仕事より心が強くないと出来ないと思う。
しをんさんが『最近“ONE PIECE”が読みこなせなくなってきました』ってのは、理解出来ません(- -;) そんなに難解かなぁ??
ジャンプ特有の文法があるから云々~って話に落ち着いてたけど、そうなのかなぁ? 私、ジャンプっ子じゃないんだけどな…腐女子が通るべきジャンプ作品、ぜんっぜん読んでないんだけど。はて。