五條瑛 著 双葉社 2006/4/15 長谷川光夫は、神の導きとしか思えない偶然から神秘的な占い師と出会った。
彼女の名はドゥルダ。美しく聡明な女神。
彼女を手に入れるため、長谷川グループの後継者にならなくてはならない。義理の兄を蹴落として。
そのための道を、彼女は示す。
「かつて見た美しい夢の結末を確かめるべきです。一つの夢は男、もう一つは女」
長谷川には分かった。
男の夢は、かつての友。
女の夢は、実の母。
彼らの消息を辿るにつれ、彼は思いもよらない真実を掴む-
10作完結予定の《革命シリーズ》、いよいよ第5作。
愛罪 あらすじには長谷川しか書かなかったけど、今回はもうひとりフリーライター立石亘も主人公かなーと思います。あーあと、すみれも?
この辺りの話が絡んで、事件が収束する様はいつもながら見事。
んでも、相変わらず革命の全貌は謎…ちょっと見えては来たけれど。