夢枕獏 著 文春文庫 2006/3/10 陰陽師・安倍晴明と盟友・源博雅が、平安京に起こる不思議な事件を解き明かす人気シリーズ。
「二百六十二匹の黄金虫」「鬼小槌」「棗坊主」「東国より上る人、鬼にあうこと」「覚」「針魔童子」の6編を収録した単行本の文庫化です。
陰陽師 太極ノ巻 お気に入りのシリーズは、単行本で出たら図書館で借りて読み、文庫に落ちたら購入して再読することにしています。
もちろん、陰陽師シリーズもです。
太極ノ巻は2003年4月に単行本が発売され、私は6/29に読み終えておりました。
当時の感想は“一生書き続けちゃいそうと夢枕先生がおっしゃっているように、私も一生読み続けちゃいたいなあ”でした。
あれから3年。まだ読んでます。
冒頭の、晴明と博雅が縁側で飲み交わしているシーンは、いつも野の風の匂いがして、好きです。