過去のシリーズが大好きで、この度、国内編の新作が出るということで読みました。
が…
ファンの女の子たちの行動が鼻につきすぎ…
御手洗さんと石岡さん、どっちがエプロンつけるんですか! とか、2人のために、ダブルベッドのホテルを予約する、とか…
昔、島田先生のところに頭の痛いファンが押し掛けたという話ですが、そういう人ばっかりだったのでしょうか。そして、女性ファンはそんな人ばっかりだと思われているのでしょうか…
その辺が気になって、イマイチのめりこめず。
のめりこめず、と言えば、福島から来た少年が白血病になるのも。
この頃(1990年代?)から、問題があったのかどうか知らないけども、原発批判のために病気にされたように思えます。
あと宗教団体。とか。とか…
現実の問題が露骨に出過ぎていて、エンタメとして楽しむにはイマイチ。かといって、本格ミステリにはなっていない。
ので、ビミョーな評価★2つです。
…って書いたあと、ふと思ってしまったんですけど…
宗教にハマっちゃった演劇青年の過去話、あれ、まるっといらないんじゃ?? 過去に、「こういう女性と東京に出てなんかあったらしい」って噂話があった。そして本人に聞いたら本当だった。
くらいで良かったのでは? すごーく長い割に、満足度が低いのは、そういうところがあったからかもしれません。