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「恋文の技術」

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「恋文の技術」

 ゆめゆめうたがうことなかれ。

画像  恋文の技術
  森見登美彦


 能登の実験所へ行くことになった京都の男子学院生。
 話をするのは実験所の先輩ひとり。
 この機会に文通の腕を磨き、いかなる女性も手紙1本で篭絡出来る技術を身につけ、世界を征服する-
 と、いうわけで彼が書いた手紙のみで進んでいく小説です。
 返事の文面はありませんが、ちゃんと状況が分かります。
 一人称の小説と思えば、あんまり違和感はないのです。
 語りかける相手が代わると思えばオッケーです。
 相手によって、言葉が代わる感じがとても好き。
 同級生の友人と、怖い女性の先輩と、家庭教師をしていた小学生と、妹と。
 それぞれ、会話をする時も、言葉が変わるでしょう?
 そういう感じが見えてですね。そんで、小学生とか妹に対して、頑張って良いこと言おうとしてる感じとかね。可愛いよね☆
 そんで、徐々に伊吹さんへの……くすくす、可愛いなぁ☆
 このラスト、私は好きです☆

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すずね
本と音楽、お茶とお菓子を愛する腐女子属性人間。
気まぐれに自転車にも乗ってます。
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